「大薬王樹」のビワの葉!! 知って得する5つの効能と使い方🌿
古来より漢方や民間療法で使われてきた"ビワの葉"!!
痛みや怪我に対して薬効があるとされています。中国では、「ビワの木があると、病人がその葉を求めて列をなした」という言い伝えがあるそうです。
「えっ!ビワって果実を食べるもんじゃないの?!」
「あんまり聞いたこと無いし、都市伝説じゃないの〜??」
「葉っぱに薬効なんかあるの?」
そうですよね❢ でも 答えは簡単!
「大薬王樹」ビワの葉は、知る人ぞ知る!! だからなんです✨。
私自身 以前はビワの果実にしか興味はなく、もちろんそういう物だと思ってました。でも薬草のことを学び、ガラッと変わったんですよね~😃。
ビワは「葉」が命!!と言っても過言ではないんです。
もちろん果実にもポリフェノールなどのビタミン、ミネラルを含まれており、と~っても美味しいです✨。 でも、"葉"の薬効にはとても敵わないんですよね~💦。
ちなみに"木"の部分は乾燥させると強度が増し、丈夫な杖が出来ることから、「長寿杖」として縁起物とされているようですよ😉
ここでは、素晴らしい効能と活用法を紹介していきます!
読み終えたあとはビワの木を探したくなりますよ、きっと❢🤩
~目次~
- ビワの葉とは
- ビワの葉の効能・効果
- ビワの葉の活用法
- 注意点・副作用
1 .ビワの葉とは
ビワの木は比較的温暖な地域で広く栽培され、葉の形が琵琶(楽器)に似ているところからその名が付けられたと言われています。
ビワの葉は「大薬王樹」という異名を持ち、古来より漢方や民間療法として重宝されてきました。
ビワの葉には咳を鎮めたり、デトックス効果があり漢方処方にも配合されています。
民間療法としては生葉を患部に貼ったり、葉の煎じ汁を皮膚炎に塗布したり、入浴剤として使用したりしていました。
2.ビワの葉の効能・効果
1.血液浄化作用
ビワの葉を煮出して温めたエキスを動物に塗布した所、血液がアルカリ性に浄化されたり、体の諸機能の改善が見られたという実験結果か報告されています。
2.骨粗鬆症を防ぐ
ウルソール酸という成分を含み、これは、骨密度の低下を抑制する効果があるという研究結果があります。
温灸として塗布することで、骨への作用も期待できます。
3.メタボ対策
ビワの葉に脂肪を分解する作用があることが、研究で分かりました。
4.咳止め、喘息の改善
古来から民間療法として効果的に使用されており、ビワの葉は咳止め用の漢方としても処方されています。 温灸として使用することで、効果的に働きます。
5.肌トラブル改善
ビワの葉には、殺菌、消毒、鎮痛作用があります。
虫刺され、口内炎、ニキビ予防、乾燥肌にも効果が期待できます。
3.ビワの葉の活用法
・ビワの葉茶
ビワの葉に含まれるタンニンやサポニンを摂取することができる。デトックス効果、ダイエット効果、肌の調子を整える、体調改善、咳・痰など、寝込むほどではないけど、長引きやすくて、長引きと辛い症状に効果が期待できる成分が含まれています。
[作り方]
①ビワの葉の裏の細い毛をブラシや布などで取り除き、洗って水分を拭き取る
②風通しのよい所で、カラカラになるまで乾燥させる
③使いやすい大きさにハサミで切るか、手て揉みちぎる
④土瓶やヤカンに乾燥葉(10g)と水(1L)入れ、弱火で好みの濃さになるまで5〜10分煮出す
★こちらの商品はティーパックですので、お手軽に使用できるのが良いですね!(^^)!
・ビワの葉エキス
古くから民間療法で使われてきた常備薬のひとつです。 胃腸の不調時には水で薄めて飲む他、うがいやスキンケア、入浴剤、ケガなどに使える万能薬として親しまれてきました。
[作り方]
①瓶に乾燥させて刻んだビワの葉(80g)と、ホワイトリカー(1L)をいれる
②冷暗所に置き、3ヶ月程度待ってから液をこす
[使い方]
・化粧水→エキス(10ml)、精製水(40ml)、グリセリン(0.5ml)を混ぜる
※冷蔵保存し、2週間以内に使い切る
・飲用→水で5〜6倍に薄めて、盃1杯程度飲む
・湿疹→水で2〜3倍に薄めて、布やガーゼに染み込ませ患部に当てる
※肩こり、腰痛、打撲などに
★3ヶ月待たずに すぐ使用したい方は、こちらをどうぞ(^_-)-☆
・ビワの葉温灸
ビワの葉の生葉を当ててその上から温灸する方法で、ビワの葉エキスでも代用することが出来ます。
特に冬など、冷えがツラい時や風邪をひきそうな時は、生葉を温めたい箇所に置き、その上からあつあつに茹でたコンニャクをタオルで2重に包んで当ててみてください。 風邪のひきはじめには「風門」というツボに当ててみると、コンニャクが冷える頃には楽になっているようですよ🤗
・ビワの葉入浴剤
ビワの葉(生葉ても乾燥葉でも🆗)をネットなどに入れて湯船にいれる。
身体の芯から温まり良く眠れるので、冬場にも重宝しますよ✨。
手浴や足浴にもオススメ❣
4.注意点・副作用
・葉にも少量含まれる"アミグダリン"という成分があり、お茶など多量に摂取すると、体への悪影響を及ぼす場合があります。 1日の摂取量には気をつけて下さい。
・ビワに対してのアレルギーの有無を必ず確認してから常時使用しましょう。
・ビワの葉の裏には細い毛が生えています。これを処理せずにお茶にしてしまうと、毛が粘膜を刺激して喉に重度な炎症をおこしてしまいます。
必ず、毛の処理をしてから飲用しましょう。
どうでしたか? 今まではただただ美味しく食べていたビワの果実❣
これからは、すばらしい"葉"も どんどん活用してみてくださいね😉
きっと「ビワの葉」のトリコ✨になりますヨ♪♪