たんぽぽの素晴らしい効能✨と、様々な活用法

今回は、春に可愛い花を咲かせる「たんぽぽ」について紹介しようとと思います!(^^)!。
たんぽぽは、見た目もかわいくて、お庭や公園でよく見かける花ですが、実は優れた効能があり、食べたり外用として使用することができるんですよ。
たんぽぽには、葉や茎、花や根まで、全草に薬効があります。それぞれに栄養や効能があって、美味しくて体にもいいですし、美容効果もあります✨✨
ここからは、そんな「たんぽぽ」について掘り下げてみたいと思います。

       

~目次~
1.たんぽぽの効果・効能
2.たんぽぽレシピ
3.たんぽぽバーム
4.たんぽぽの副作用

1.たんぽぽの効果・効能

<内服的>
たんぽぽには、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。これらの栄養素には、以下のような効果や効能があります。

ビタミンA:皮膚や粘膜を健康に保ち、暗いところでの視力を保つ
ビタミンB2:脂肪の燃焼を促進し、皮膚や髪を美しく保つ
カルシウム:骨や歯を形成し、丈夫に保つ
鉄分:血中でヘモグロビンを構成し、酸素を運搬する

 

たんぽぽは、花や茎よりもに栄養が多く含まれています。

特に鉄分やビタミンB2は根に多く含まれているので、貧血や疲労回復に効果的です。 また、たんぽぽの根は漢方でも使われており、「蒲公英根(ほこうえいこん)」と呼ばれ、母乳の出を良くする効果があるとされており、妊娠中や授乳中の女性におすすめですよ(*´▽`*)。

<外用的>
① 肌荒れやかゆみを和らげる
たんぽぽには、抗炎症や抗菌作用があるので、ニキビや湿疹などの肌トラブルに効果的です。

② リラックス効果  ‪ꔛ‬♡
たんぽぽには、ストレスや不安を和らげる効果があるので、心身の緊張を解きほぐしてくれます。

③ 髪や爪にも良い効果
たんぽぽには、髪や爪の成分であるケラチンを生成する効果があるので、髪や爪を強くしてくれます。

 

これらの外用的効能は後述で詳しく紹介しますね😊

2.たんぽぽレシピ

たんぽぽは花も葉も根も食べられて、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
全草が食用になりますが、苦味があるので下処理が必要です。下処理の方法は、よく洗って沸騰した湯に重曹か塩を加えて入れ、数時間から一晩水にさらすというものです。これで苦味が和らぎますよ。
下処理したたんぽぽは、サラダや天ぷらなど様々な料理に使えます。
母乳の出を良くしたり、利尿作用があったりと、女性に嬉しい効能もたくさんあります。
ここでは、おすすめの食べ方をいくつか紹介します。

<たんぽぽの葉・茎>

たんぽぽの葉は、ビタミンAやC、カルシウムなどが豊富で、血液をサラサラにしたり、便秘やむくみの解消に効果的です。苦味がありますが、それが食欲を増進させたり、胃腸の働きを整えたりするのだそうですよ。
たんぽぽの茎は、水分や食物繊維が多くて、利尿作用やデトックス効果があります。
たんぽぽの葉や茎は、サラダや天ぷらにすると、美味しく食べられます。調理する前によく洗い下茹でして数時間水に浸しておくと、苦みが和らぎますよ。

<たんぽぽの花>

たんぽぽの花は、ポリフェノールやフラボノイドなどの抗酸化成分が含まれていて、老化防止や免疫力アップに役立ちます。
ジャムやシロップにしたり、お菓子やパンに入れたりすると良いですね。 また、乾燥させて「たんぽぽ茶」にすることもできます。

<たんぽぽの根>

たんぽぽの根は、イヌリンという成分が多く含まれていて、血糖値の上昇を抑えたり、腸内環境を改善したりする効果が期待できます。
根を細かく刻んで焙煎し、粉末にして淹れた「たんぽぽコーヒー」は、カフェインを含まないので身体に優しく、妊娠中や授乳中の女性にも安心して飲めますよ。

 

1.たんぽぽのおひたし
たんぽぽの葉をさっとゆでて、生姜と醤油で和えるだけのシンプルなおひたしです。たんぽぽの苦味と生姜の風味がよく合います。

2.たんぽぽサラダ
たんぽぼの若葉はビタミンCやカルシウムが豊富で、苦みがありますがシャキシャキとした食感が楽しめます。
サラダにするときは、新鮮な若葉を選んで水洗いし、水気を切っておきます。ボウルにマヨネーズと塩コショウを混ぜてドレッシングを作り、若葉とツナ缶や玉ねぎ、ハムなどお好みの具材を加えて和えるだけです。
レタスやキュウリなど他の野菜と合わせても美味しいですよ。ごまドレッシングに変えても美味しいですよ(^o^)

 

3.たんぽぼオムライス
ご飯にごま油と醤油を加えて炒め、たんぽぽの葉を刻んで炒め合わせ、皿に盛ります。
卵を溶いて塩コショウで味付け、オムレツを作ります。オムレツをご飯の上に乗せて、ケチャップをかけたら完成!。
たんぽぽのオムライスは栄養バランスも良くておすすめですよ(*^^)v。

 

4.たんぽぽフリッター
たんぽぽの花を水で洗って、水気を切ります。小麦粉と卵と牛乳と塩を混ぜて生地を作り、たんぽぽの花を生地にくぐらせて揚げます。お好みのソースやマヨネーズで食べてくださいね。

 

5.たんぽぽシロップ
たんぽぽの花を水で洗って、花びらだけを摘みます。鍋に入れて水とレモン汁とクエン酸を加えて弱火で煮ます。
煮汁が黄色くなったら、こしてから鍋に戻し入れ、はちみつを加えて強火で煮詰めます。
冷めたら瓶に入れて冷蔵庫で保存しましょう。牛乳やソーダに混ぜて飲みむと美味しいですよ。

 

6.たんぽぽジャム
このジャムは、爽やかな黄色で見た目も鮮やかで、パンやヨーグルトにとっても合います。
作り方はとても簡単で、たんぽぼの花を水洗いし、花びらだけを摘みます。鍋に水とレモン汁を入れて沸騰させ、花びらを入れて柔らかくなるまで煮て、火を止めて冷まし、布などでこして汁だけを取り出します。
別の鍋に汁とグラニュー糖を入れて中火にかけ、とろみがつくまで煮詰めます。
瓶に移して冷まし、冷蔵庫で保存してくださいね。

 

7.たんぽぽコーヒー(たんぽぽ茶)
たんぽぽの根を乾燥させて焙煎し、粉末にしたものが「たんぽぽコーヒー」です。カフェインが含まれていないので、夜でも安心して飲めますよ。
また、ビタミンやミネラルが豊富で、デトックス効果も期待できます✨。たんぽぽコーヒーは市販もされていますが、自分で作っても簡単です♪。
たんぽぽの根を洗って切り、オーブンで乾燥させてからフライパンで焙煎します。香ばしくなったら粗く砕いて保存容器に入れておきます。飲む時は、お湯に入れて淹れるだけです。牛乳や砂糖を加えても美味しいですよ。

3.たんぽぽバーム

たんぽぽバームとは、たんぽぽの花や根をオイルに浸して作るインフューズドオイルにミツロウを加えて作った自然派のクリーム”のことです。

たんぽぽは、春に咲く可愛らしい花ですが、実は美容にもいろいろな効果があるんですよ。

① 肌荒れやかゆみを和らげる

たんぽぽには、抗酸化作用や抗炎症作用があると言われており、肌のトラブルや老化に効果的です。
ニキビやかゆみなどの炎症を抑えることもできますよ。
たんぽぽバームを洗顔後に塗ると、肌がしっとりとしますよ(*^^*)
また、たんぽぽバームは、乾燥肌や敏感肌にもおすすめです。たんぽぽには、保湿や肌バリアの強化に役立つ成分が含まれているので、肌をうるおして守ってくれます。
たんぽぽバームをマッサージクリームとして使うと、血行も良くなって肌のハリやツヤもアップしますよ(^^♪。

② リラックス効果

たんぽぽには、ストレスや不安を和らげる効果があるので、心身の緊張を解きほぐし、リラックス効果が期待できます。
たんぽぽバームを手や足に塗ってマッサージすると、気持ちが落ち着いて良い眠りにつけますよ。
また、たんぽぽバームは、香りも良いので、アロマテラピーとしても楽しめます。たんぽぽの香りは、爽やかで甘いので、気分を明るくしてくれます。

③ 髪や爪にも良い効果

たんぽぽバームは、髪や爪にも良い効果があります。たんぽぽには、髪や爪の成分であるケラチンを生成する効果があるので、髪や爪を強くしてくれます。
たんぽぽバームを髪に塗ってしばらく置いてから洗うと、ダメージを修復し髪がしっとりとまとまりますよ。 また、たんぽぽバームを爪に塗ってマッサージすると、爪が丈夫になって割れにくくなります。

たんぽぽバームは、自然の恵みをたっぷりと感じられる素晴らしいクリームです。是非一度お試しくださいね(*^^)v。

4.たんぽぽの副作用

こんなに素晴らしい効能を持つ『たんぽぽ』ですが、やはり中には副作用があらわれる場合もあります。
ここからは、たんぽぽを使用する時の注意点についてです。

① アレルギー反応

たんぽぽはキク科の植物なので、キク科にアレルギーがある人は、たんぽぽを摂取すると発疹やかゆみ、呼吸困難などの症状が出る可能性があります。
特に、たんぽぽの花粉や茎の汁には刺激性があるので注意が必要です。
キク科アレルギーの人は、たんぽぽ茶や使用を避けるようにしましょう。

② 胃腸や肝臓に関するもの

たんぽぽには胆汁分泌を促進する成分が含まれているので、胆嚢炎や胆道閉塞などの症状がある人は、たんぽぽを摂取すると悪化する恐れがあります。
また、胃酸過多や胃痛などの消化器系のトラブルを抱えている人も、たんぽぽを摂取すると刺激を受けて不快感を感じることがあります。
胃腸や肝臓に問題がある人は、たんぽぽの摂取量を控えめにしたり、かかりつけ医師に相談したりしましょう。

③ 血圧や血糖値に影響

たんぽぽには利尿作用や血糖値上昇抑制作用があります。
血圧や血糖値に問題がある人は、たんぽぽの摂取量やタイミングに気をつけたり、かかりつけ医師に相談したりしましょう。

以上、たんぽぽの副作用について紹介しました。
たんぽぽは優れた効能を持つ身近な植物ですが、体に強い影響を与えることもあります。自分の体質や症状に合わせて取り入れて下さい。

 

たんぽぽの花の後は、フワフワまんまるの綿毛を楽しみませんか(^^♪

 

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